草津に無事到着し、宿にチェックイン後、今回向かったのは西の河原
-別府の地獄巡りの次に西の河原とは、実に冥界を彷徨うような旅-実際の三途の川手前を現す”さいの河原”は、”賽の河原”と書くので字が違うのだが、どうしても、さいの河原と聞くと、あの世的な事を想像してしまう。
ま、地獄を訪れた後の、今回賽の河原なので、順番的には逆というか、現世に戻って来ていると言う事になるのですが。。
ここは前回の草津の旅では訪れなかったところ。行ってみるとなるほど、あの世さながらの光景が広がっており、雰囲気抜群、そして、ここ西の河原の終着点には広大な露天風呂が広がっており、今回はこちらのお湯を楽しんで来ました。
まさに、絶景かな、絶景かな、でありました。
そして、この露天風呂で私の友達が知り合ったドイツ人と意気投合し、そのまま居酒屋水穂さんへ。メンバーは我々旅人仲間とドイツ人、そして彼の彼女さんの日本人の方と。
こうして旅先で知り合った人と気軽にご飯行くなんて、本当まるで、どこかアジアの国を旅しているみたいでした。
そして、水穂では念願の上州牛を頂き、みなで旅の話を肴に飲んで語っての楽しき夜、でした。
草津Day2
昨日までの雨・雪が嘘のような快晴で空には青空。
前日の夜遅くまで飲んだにも関わらず6時AM起床-最近の旅でのマイブームになっている朝の散歩へ。近頃は旅先では朝の静かな街並みや朝しか出会えないモノに出会うのが楽しくて、いつの間にか旅先で朝、散歩するのが習慣になってしまいました。
そして、湯畑の目の前にある光泉寺さん参り-早朝の為か誰もおらず、静寂の中、雪を被った大師様、階段を上がった先にある境内から一望できる雪景色の中の湯畑、あぁとっても日本だなぁなんて呟いてみたり。
その後、境内を後にし、前回、湯畑を眺めながらコーヒーを飲めなかったので(財布を持って歩いてなかった!)、今回は念願の湯畑を眺めながらの朝コーヒーを堪能。
その後、岳彩(YAMAIRO)さんと言うご飯処で、とても美味しい朝食を頂いてきました。
さて、今回のタイトルに書いた「ここは日本のダラムサラ・・・」の話にようやくなりますが、、そもそもダラムサラとはどこ?とお思いでしょうが、ダラムサラとは、インドの首都・デリーからはバスで移動して12時間ほどの距離にある北部の街で、そう、ここにはあのダライラマ法王が住んでいるのです。
で、こじつけ的に類似点を探そうとすると、
1.まず街まで電車が通っておらず、バスでしか来れない。
2.標高の差はあれど、どのちらの街も標高1,000m以上の地に位置しているということ
3.山がちの街で、平地が少なく、坂が多くそれほど広い道もないということ
などと今のところ3つしか類似点を見つけられていないのだが、、そんな言葉的というか表現的な事はさておいて、とりあえず、その場所で何か感じるものだったり、雰囲気だったりが似ているということが1番の理由でしょうか。
まぁあくまでも私見ではあるのですが、今回一緒に旅した友達も実はその昔、ダラムサラで出会った友達であり、彼もたまたま昨年私と同じ時期に草津温泉を訪れ、私と同じものを感じ、そして、これも偶然か必然か、今回一緒に草津を旅することになったという。。
勿論、街の雰囲気とかそこから感じ取れるものってのは千差万別-人それぞれだろうけど、きっと、草津を好きな人はダラムサラも気に入るだろうし、逆も然り、だと思う。
なので、草津好きな方は是非ダラムサラも訪れてみるといいと思います。
取りも直さず、湯畑周辺の雰囲気はとっても素敵なので、まだ訪れた事がない方は是非訪れてみてください。
湯畑のデザインは何と言ってもあの岡本太郎氏なのですから、雰囲気よい事間違いなし、ですよ。