別府2日目、朝7時起床 ー 別府湾から昇る朝日が綺麗だ。
宿で朝食を済ませ、一旦部屋に戻りベッドにごろんとしていたらいつの間にか眠っていたらしく(何せ前日は9時間の移動ということもあり)、気が付くとと9時半ちょっと過ぎ。この日は鉄輪(かんなわ)温泉のちょい先にある鉱泥温泉に行く予定だ。ここは午前中しか営業していない為、急がないと!という事で別府駅からのバスを調べると10時発があったので急いで支度を済ませ、別府駅へ。
宿が駅の目の前でよかった。
駅前にはいつもの熊八像 がお出迎え。熊八は今日も元気そうだ。
別府も他の日本各地と違わずインバウンドの影響かやたらとアジア系の人たちが多く、バス車内はぎゅうぎゅう詰めだ。しかし乗っていた乗客の殆どが鉄輪、そして海地獄で降り、その後は車内も空いてきた。
バスは20分ほどで本坊主バス停に到着。今回目指す鉱泥温泉はこのバス停の目の前だ。
鉱泥温泉周りには黄色い花々が沢山咲いており、目にも鮮やかで正に地獄に咲く花と言った感じである。
入り口で900円払い、いよいよ温泉へ ー 温泉の楽しみ方は受付にいる名物おばちゃんとでも言うべき方が丁寧に教えてくれるので、初めての方は遠慮なく聞いたがいいだろう。泥の湯をじっくり堪能し、湯上がりに休憩エリアで寛いでいると丁度別府の友達からメールが来た。
今日は別府から北へ40分ほど車で行ったところにある山香(やまが)という所に連れて行ってもらう予定で当初、別府市内で待ち合わせ予定であったのだが、鉄輪辺りまで来て車で拾ってくれるということで、この後バスで鉄輪へ移動し、友達が来るまでの間、ぶらぶらと散策し、昼食も摂ることに。
鉄輪は湯煙もくもく、そして沢山の温泉も点在しており、正に絵に描いたような温泉地で、歩いているだけで楽しいエリアである。
1時間ほどして友達が車でやって来て、一路山香へ ー 途中、差し入れの飲み物などを購入し、目的の場所に到着してみると沢山の人たちが!どうやら本日は日本の色んなところからここ山香へ移住してきた人たちが集まり、年末の餅つき&交流会というか飲み会をやっているようで、その仲間に入れて頂きました。
12月頃からずっと、つきたてのお餅を食べたいと思っていたところ、まさか本当にこういう機会があるとは、不思議というか思いは通じるもんなのですね。
それにしても沢山の人たちが集まっており、最初はなかなか名前も覚えきれなかったけど、徐々に顔と名前も一致し出し、そしてみんな初対面だったにも関わらず温かく迎えてくださっていい時間を過ごせました。
こうやって全く違う環境の場所に移住して来て、新しい人生を始めているというか、日々ここ山香で過ごしている方々がこんなにも沢山居た事にびっくり。
日が暮れても会合は続き、夜は焚き火を囲んで語り合う、といった具合で楽しき1日でした。
夜空を見上げると満天の星、そして空気がとっても美味しく、あぁ今日も長くそしてよい1日だった。